知ってた?糖化による恐ろしい症状たち

糖化による症状

近年美容やアンチエイジングの業界でよく叫ばれている「糖化」。
糖化が進むと老化が進んで、若々しく健康的な姿が保てなくなるということがテレビなどでもここ最近盛んに言われてきていることはご存知の人も多いのではないかと思います。

しかし「老化が進む」とはいえど具体的に糖化してしまった身体ではどのような症状が引き起こされてしまうのかは知らないという人が多いのではないでしょうか?
そこで今回は身体が糖化することで発症リスクが高まる恐ろしい症状を5つほどご紹介していきたいと思います。

糖化による症状ってどんなものがあるの?

砂糖を食べる女性

詳しくは「タンパク質を溶かす糖化反応、メイラード反応ってなに?」の記事でもお伝えしていますが、糖化とはひとことでいえば「身体の余分な糖分が、体を構成しているタンパク質と結びつくこと」
この余分な糖分とタンパク質が結びついて、最終的に生成されるAGEs(最終糖化生成物)は身体のいたるところで発生し悪さをします。

そんなAGEsが身体の各所に蓄積すると、どんな症状や被害を及ぼすのか、ここからは具体的な例を6つご紹介します。
今回ご紹介するAGEsによる6つの症状はとりわけ有名なですが、これ以外にもAGEsによる症状・被害は幅広くあります。

※最終糖化生成物AGEsとはどんなものなのかについては「最終糖化生成物AGEsっていったい何物?」の記事で詳しく説明しております。

最終糖化生成物AGEsっていったい何物?

2018.09.12

タンパク質を溶かす糖化反応、メイラード反応ってなに?

2018.08.31

1:血管が衰え動脈硬化のきっかけに

心筋梗塞を起こす女性

動脈硬化は心筋梗塞の原因にもなる

糖化によって発症する症状は多岐にわたりますが、すべての症状の根本は血。
つまり糖化によってはじめにダメージを受けるであろうと考えられているのは血管です。
これからご紹介するすべての症状も「余分な糖分が血管を伝って身体中に拡散する」ことから起こります。

そんな血管でAGEsが溜まると、血管壁に炎症が起こりやすくなるため、血管のしなやかさが失われる動脈硬化のリスクが高まります。
動脈硬化が進行すると脳梗塞や心筋梗塞などの命に係わる症状に発展する可能性も高まるので、決して油断できないことなんです。

2:肌のたるみ・シワ・くすみ・シミが発生

AGEsによる被害

AGEsの被害は美容やアンチエイジングだけにとどまらない

糖化によって発生する症状のふたつめとして紹介したいのが肌のくすみ・たるみ・シワです。
糖化が起こるのは血管だけではありません。皮膚のハリを保つコラーゲン繊維においても起こります。
皮膚組織のコラーゲンで糖化が起こってしまった場合、皮膚組織が劣化してしまうのでお肌のハリが失われ、たるみやシワが発生します。

さらに肌の糖化によって発生したAGEsが皮膚細胞に沈着すると、くすみ(特に黄ぐすみ)やシミの原因になります。
久留米大学教授の山岸正一先生はこの理由を「肌のコラーゲンや角質のケラチンはもともと透明なのですが、糖化が起こると黄色や茶褐色に変色するからだ」と説明しています。

このサイトではお肌のくすみケアについてお話ししていますが、もしかするとそのくすみの原因は糖化かもしれません。

3:髪の毛のツヤがなくなり傷みやすくなる

ヘアトラブルを抱える女性

糖化のリスクは髪の毛にも……

また髪の毛も糖化によりAGEsが発生するとダメージを受けます。
髪の毛のタンパク質が糖化すると

  • 髪の表面にあるキューティクル(艶成分)にAGEsが沈着し透明度が低下。髪がくすんでしまうので艶がなくなる。
  • 髪の毛の内部が柔らかくなってしまい、切れ毛や枝毛など傷みやすくなる

といった症状が出ます。
ヘアケアはしっかりしているはずなのになんだか髪の毛の調子が悪い……そんなあなたの髪の毛の不調の原因は、もしかしたら糖化かもしれません。

ちなみに髪の毛の糖化は日光に含まれる紫外線でさらに加速するので、糖化してしまった髪には紫外線対策も必須です。 

4:骨粗鬆症のきっかけに

骨粗しょう症の女性

糖化は骨粗しょう症のきっかけにも

骨粗しょう症とは字そのままの「骨密度が低下することで骨が弱くなってしまって、折れやすくなってしまう病気」です。
日本人のうち1,300万人の患者がいる(特に女性に多いようです)といわれていますが、別名「沈黙の病」とも言われていて始めは症状がありません。
何らかの拍子に骨折をしたタイミングで骨粗しょう症だと判明するケースが多いのですが、そのころにはだいぶ骨密度が低下しているというケースがよく見られます。

こんな骨粗しょう症ですが、その原因として糖化が近年叫ばれているのです。
というのも、骨の土台である骨気質の90%を占めているコラーゲンが糖質と結びついてしまうため。
糖化によって無駄な糖分とコラーゲン(タンパク質)が結びつくと、最終的に骨はチョークのように折れやすくなってしまうのです。

5:糖化はアルツハイマー病の原因にも?

アルツハイマーの女性

糖化はアルツハイマー型認知症にも関係性があるらしい。

最後に糖化による症状としてお伝えしたいのが近年「認知症」として社会問題にもなっているアルツハイマー型認知症。
なんと糖化は脳のタンパク質とも結びついてしまうようなのです。
健常な高齢者の脳とアルツハイマー型認知症患者の脳を比較すると、アルツハイマー型認知症患者の脳には約3倍のAGEsが蓄積されていたという報告もあります。

ちなみに髪の毛の糖化は日光に含まれる紫外線でさらに加速するので、糖化してしまった髪には紫外線対策も必須です。

脳のタンパク質余分な糖がと結びつくということの一例としてアルツハイマー型認知症をご紹介しましたが、このほかにも

  • うつ病
  • パニック症状
  • 集中力の低下
  • 若年性アルツハイマー型認知症

といった、高齢者ではない人も罹患する可能性のある病気を糖化は引き起こすと言われています。

恐ろしい糖化症状を未然に防ごう

健康な女性

糖化を予防しよう

ここまでは糖化によって引き起こされる代表的な症状を5ここまでは糖化によって引き起こされる代表的な症状を5つご紹介いたしましたがこのほかにも糖化は

  • 腎臓機能の低下による尿たんぱく
  • ドライアイや白内障・網膜症などの目の病気

をも引き起こすといわれています。

このようにありとあらゆるところで老化や病気を引き起こす糖化を食い止めるすべはないのでしょうか?

大変残念なお話ですが実は、一度生成されてしまったAGEsを分解することはできません。
しかし

  • 基本的な生活習慣を見直して糖化しかけた状態を治す(抗糖化)
  • 糖化の原因になるようなことは極力避けることで糖化のペースを遅らせる

ことはできます。

それぞれの方法については「身体を老化させる糖化の原因を調べてみた」の記事や抗糖化カテゴリの記事でご紹介していますので興味のある方はこちらをご覧ください。
くすみ抗糖化Laboはくすみケアや抗糖化情報を配信しているメディアです。定期的に更新しているのでチェックしてみてくださいね!

身体を老化させる糖化の原因を調べてみた

2018.08.29

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