「糖化は治らない」は嘘?本当?

糖化が治らないと絶望する女性

今美容やアンチエイジングの業界で話題になっている「糖化」
酸化と同じように、体内で進んでしまうと老化が進んでしまう糖化ですが、残念なことに「一度糖化してしまうともう治らない」という噂もあります。
だとしたら既に身体の糖化が進んでしまっている人たちが、今から糖化予防をしたところで無駄な可能性もゼロではありません。
そこで、この記事ではこの「糖化は治らない」という噂は本当なのかどうかを調べてみました。

糖化は治らないって本当?

糖化による症状

結論から言ってしまうと、「糖化は治らない」という噂は「半分本当・半分嘘」といったところでしょう
これだと非常にわかりにくいので、もう少し正確に言うと、糖化という現象には、噂通り治らないといわれてしまうような側面もあれば、逆に食生活や生活習慣を改善することで治せる側面もあるということです。

糖化が治らないという噂を聞いて、なおかつ糖化年齢検査の結果が芳しくなかった人のなかには
「この前の糖化年齢測定で老人並みでショック受けたのに、治らないなんて……意味がないんならいっそ甘いものたくさん食べてやる!」
と思う人もいるようですが、意味がないわけではありません。
治らないという噂が流れていることからもわかるように簡単ではないかもしれませんが、糖化を予防する努力は決して無駄ではないんです。

糖化をリカバーする方法は実は身体に備わっている

それではなぜ、治らないといわれている糖化予防は無駄ではないのでしょうか?
糖化予防が無駄ではない理由をここでは2つご紹介しようと思います。

初期段階であれば糖化は治せる

糖化の初期段階は治せる

糖化は治せないと聞くと、ほとんどの人は「一度身体が糖化してしまうと元に戻せない」という意味に捉えるかもしれませんが、これは違います。
最終糖化生成物AGEsっていったい何物?」の記事で詳しくお伝えしていますが、実は糖化によってタンパク質がAGEsになるまでにはいくつかの段階があるのです。

糖化の段階 物質の変化 元の状態に戻せるか
初期反応 無駄な糖→アマドリ化合物 戻せる
中期反応 アマドリ化合物→α-ジカルボニル化合物 戻せない
後期反応 α-ジカルボニル化合物→AGEs 戻せない

中期反応や後期反応の段階になってしまうと糖化現象を治すことはできませんが、無駄な糖がアマドリ化合物に変化する初期反応の段階であれば、糖化を予防する生活をこころがけていれば糖化を治すこともできるんです。

最終糖化生成物AGEsっていったい何物?

2018.09.12

できてしまったAGEsを排出する機能も身体に備わっている

デトックス機能

また、糖化によってできてしまったAGEsはたしかに体内で元の状態に戻すことはできませんが、身体に溜まる一方ではありません。
身体にはもともとAGEsを含む老廃物を体外に排出する機能も、さらには身体の細胞を分解してまた新しいものに再構築するタンパク質もしっかり備わっています。
なので、仮にAGEs自体を分解できなくても、AGEsを身体の外に出すことはある程度できているんです。

では糖化が治らないといわれている理由は?

糖化によるターンオーバーの乱れ

ここまでの文章では主に「糖化は治すことができる」というお話をしてきましたが、では糖化が治らないというのはまったくの嘘なのかというとそうでもありません。
さきほどの表にも示したとおり、糖化自体は初期反応を超えて中期・後期反応を迎えてしまうと元の状態に戻すことはできないという意味では「治らない」もあながち嘘ではないからです。また、糖化が治らないといわれている理由はこれ以外にもあります。

つまり「身体のどこのタンパク質が糖化してしまったのか」にもよるのです。
身体は水分を除けばほぼタンパク質で構築されていますが、糖化はタンパク質がある場所であればどこでも起こりうる現象なので「どこで糖化が起こってしまったのか」が実は肝。
ターンオーバーの周期が短い場所や、身体の回復機能にかかわらない場所が糖化してしまったのであれば、さきほどの老廃物の排出機能で改善しやすいのですが、

  • 肌の真皮などターンオーバーの周期が長い(真皮の場合は5~6年)組織
  • タンパク質を分解して再構築するための組織

こんなところがもし糖化してしまった場合は大変です。
次のターンオーバーが来るまでに長い時間が必要だったり、ターンオーバー自体が上手くいかなくなってしまうので、AGEsが溜まり続けてしまうこともあるのです。
これが一説に「糖化は治らない」と言われている理由です。

それでも糖化予防には意味がある

健康な女性

糖化を予防しよう

「糖化は治らない」といわれている噂の裏側を今回の記事ではご紹介しましたがいかがでしたか?
簡単にまとめると

  • 「糖化は治らない」というのは半分本当・半分嘘というのが一番近い
  • 糖化は途中の段階であれば治すことができるし、最終糖化生成物であるAGEsも体内の機能によって一定の量であれば排出できる
  • しかし完全に糖化してしまったAGEsは分解できないし、糖化が身体のどこのタンパク質と結びついてしまっているのかによって治りにくくなってしまう場合もある

ということがわかっていただけたら幸いです。

たしかに糖化対策はすぐにはじめたからといって効果が出るわけではありませんが、継続が大切。
1日1日の小さな努力が数年後、十年後にきっといい結果をもたらしてくれるでしょう。

くすみ抗糖化Laboは身体の糖化や、くすみケアの情報を定期的にお届けしているメディアです。こまめに更新しているのでぜひ興味のある人はチェックしてみてくださいね。

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