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抗糖化に効くお茶
近年、アンチエイジングの業界でさかんに言われるようになってきている「抗糖化」。
余分な糖分の摂取を控えることで、身体の余分な糖とタンパク質が結びついた老化成分であるAGEsの生成を抑えようというのが主な働きです。
特にこちらのくすみ抗糖化Laboでご紹介しているくすみと糖化には大きな関係があるので、肌のくすみが気になってきたという女性にとって抗糖化は他人事とは言えません。そんな抗糖化を助けてくれる食べ物として有名なのが「お茶」です。

  • お茶にも多くの種類がありますが、普段私たちが飲んでいる緑茶にも抗糖化作用があるのでしょうか?
  • そして、多くの種類があるお茶のうち、どの種類のお茶が抗糖化に適しているのでしょうか?

この記事ではこの2つについて少しお話ししようと思います。

抗糖化にはお茶がいい!これって本当?

緑茶

「抗糖化にはお茶がいい」という言葉を聞いて多くの人が気になるのは「普段飲んでいるお茶(緑茶)でも、抗糖化作用があるのかな?」という部分ではないでしょうか?
結論からいうと、普段私たちが飲んでいる緑茶にも抗糖化作用があります。

緑茶に含まれているカテキンは、糖化を促進する成分であるAGEsの生成を抑えてくれる効果があるといわれているんです。
さらに、緑茶には高い抗酸化作用もあります。
「酸化はひいては糖化につながる」ともいわれている症状なので、酸化を防ぐ(抗酸化作用のあるものを摂取する)ことはすなわち糖化を防ぐことにもつながるのです。

抗糖化目的で緑茶を飲むならこの飲み方

熱湯で飲む緑茶

抗糖化目的で緑茶を日常生活に取り入れるなら、おすすめしたいのが高濃度カテキン茶です。
普段よりも茶葉の量を増やして、普段よりも熱いお湯でお茶を淹れるだけで完成。
熱くて濃いお茶を飲むだけで抗糖化ができるなんてお手軽だと思いませんか?

なおカテキンはお茶の色が茶色に変わってしまうとカテキンではない物質になってしまうので、お茶が緑色のうちに飲むようにしましょう
また、食後に飲んでも効果的ですが、血糖値を上げないためにも食前がおすすめです。

緑茶よりも抗糖化作用が期待されるお茶8つ

先ほどの項目では、普段私たちが飲んでいる緑茶にも抗糖化作用があることをお伝えしましたが、実は抗糖化作用があるお茶はこれだけではありません。
ほかにも8種類のお茶が糖化を防ぐ役割をしてくれるんです。
しかしそれぞれのお茶によって風味や特徴、さらにはどの段階で糖化を防止してくれるのかも違います。

そこでここからは

  1. 食後の血糖値の上昇を抑えてくれるお茶
  2. アンチエイジングの大敵、AGEsの生成を防いでくれるお茶
  3. 生成されてしまったAGEsを分解してしてくれるお茶

というように、抗糖化作用を持っているお茶をさらに3つの役割に分けながらご紹介いたします。

食後の血糖値の上昇を抑えてくれるお茶

まずは「食後の血糖値の上昇を抑える」という意味で抗糖化作用を発揮してくれるという意味で糖化を防いでくれるお茶を2種類ご紹介します。
糖化は食後の血糖値が上がったタイミングで最も発生するので、食後の血糖値をある程度コントロールできれば糖化を軽減することができるというわけです。
「これまでもかなり食生活には気を付けてきたほうだけど、ちょっと糖化が心配だな。」
というように、ある程度食生活の自己管理ができている人には、このタイプのお茶がおすすめです。

グアバ茶

グアバ

グアバ茶は、フルーツとして知られているグアバの葉っぱと果実の皮の部分を煎じてお茶にしたもの。
デンプンの分解酵素であるαアミラーゼの働きを抑えて消化のペースを下げてくれるので、結果として血糖値の急激な上昇を防いでくれます。

グアバ茶を飲むときは

  • 栄養価がとても高いお茶なので1回に飲む量は200ml程度に抑えること
  • 渋みが出やすいので煎じるときに長く沸騰させないこと

に気を付けましょう。

クマザサ茶

クマザサ

クマザサというとお料理の飾りつけに使われることが多いので、それ自体を食べたり飲んだりすることはあまり想像つかないかもしれませんが、お茶としても飲めます。
色も緑色できれいですし、何よりもお茶特有の匂いや渋みが少ないので「お茶って苦手なんだよな……」という人にも親しみやすいと思います。

そんな飲みやすいクマザサ茶ですが、クマザサはイネ科の植物です。アレルギーに気を付けましょう。

AGEsの生成を防いでくれるお茶

ここまでは血糖値が急激に上がるのを防いでくれる意味で抗糖化作用が期待できるお茶をご紹介してきましたが、血糖値の上昇を抑えるだけでは抗糖化作用としては不十分。
ここからは、糖化による老化現象を引き起こす成分であるAGEsを増やさない・体内に溜めない貯めに活躍してくれるお茶をご紹介します。
「糖化は防止したいけど、今日はちょっとスイーツ食べたいな!」
そんなときはこの項目で紹介しているお茶を飲んでみてください。

ローマンカモミールティー

ローマンカモミールティー

抗糖化作用をカモミールティーで期待するなら、よく売られているジャーマンカモミールではなくローマンカモミールのものを選びましょう。
というのも、抗糖化作用が期待できる成分であるカマメロサイドがローマンカモミールのほうに多く含まれているからです。
このカマメロサイドには、余った糖とタンパク質が結びつくのを防いでくれる効果があります。

カモミールの抗糖化作用はくすみ抗糖化Laboも注目しているので、気になる人はカモミールのカテゴリの記事もぜひチェックしてみてくださいね。

甜茶

甜茶

花粉症ケアにも効果があるといわれている甜茶ですが、なんと抗糖化にも効くと今注目されています。
甜茶に含まれているエラグ酸などの甜茶ポリフェノールが、AGEsの生成を防いでくれるといわれています。

またこちらの甜茶はお砂糖などの甘味料を入れなくてももともと甘いお茶として知られています。
この甘みの秘密はノンカロリーの天然甘味成分である「ルブソシド」というもの。
紅茶などお茶を飲むときにお砂糖が不可欠だという人は、お砂糖に頼らなくてももともと甘味が感じられる甜茶から始めてみるのがおすすめです。

ドクダミ茶

ドクダミ茶

十薬の名前で漢方薬としても用いられるドクダミも、抗糖化作用を持つお茶としては有名です。
ドクダミ茶に含まれるクエルシトリンなどのポリフェノールがAGEsの生成を抑えてくれるといわれています。
その効果は「糖化反応阻害薬として開発が進められていた成分である、アミノグアニジンの約100倍」というのだから驚きです。

また十薬の名前の通り、抗糖化作用のほかにも血管をケアしてくれる、身体の巡りをよくしてくれるなど多くの身体に嬉しい効果もあるので、飲んでおいて損はないでしょう。
基本的に副作用はありませんが、過剰摂取するとお腹がゆるくなることがあるのでその点には注意しましょう。

AGEsの分解を促進してくれるお茶

最後にご紹介したいのがこちらの「できてしまったAGEsを分解促進が期待できる」と言われているお茶です。
基本的に糖化現象は一度起こってしまうと治すことは難しいといわれていますし、この分野の研究についてはまだまだこれからのようですが今から紹介するお茶は「どれもAGEsの分解促進作用を持つ可能性がある」と言われているお茶であることは間違いありません。
「今まで糖化を全く気にしていない食生活を送ってきてしまったので、その分を取り戻したい。」
こんな風に思っている人は、肌の新陳代謝が活発になる寝る前に飲むと、もしかしたらリカバーできるかもしれません。

ルイボスティー

ルイボスティー

もともと抗酸化作用が強く、美容のためにおすすめされることが多かったルイボスティーは抗糖化作用も強いお茶として注目されています。
はじめにご紹介した緑茶と同じように、ルイボスティーには豊富なカテキンが含まれています。
AGEsを分解する作用についてはまだ研究中のようですが、これからの研究でますます注目されるお茶であることは間違いなさそうです。

よもぎ茶

よもぎ

そしてAGEsを分解する作用を持っているお茶として今話題になっているのがよもぎ茶です。

  • AGEsを生成させたコラーゲンによもぎ抽出物を添加すると、コラーゲン中のAGE量が減少する
  • よもぎ抽出物を配合した化粧品を肌に塗ると肌の弾力・柔軟性・くすみが改善した

というように、体内にできてしまったAGEsを分解できるという実験結果が化粧品会社のPOLAの研究でわかってきているんです。
「あの時の糖化をなかったことに……」そんな夢のようなことが実現する日ももしかしたら近いのかもしれませんね。

自分のライフスタイルに合ったお茶で無理のない糖化ケアを

以上今回は抗糖化作用が期待できるお茶についてご紹介してみましたがいかがでしたか?
食生活や化粧品、さらには生活改善でペースを遅らせることができるといわれている糖化ですが、そこにプラスしてお茶をいれることで楽しく、無理なく抗糖化ができるのではないでしょうか。
あなたにあったお茶を見つけて早速飲んでみてくださいね。

くすみ抗糖化Laboでは抗糖化についての情報や、抗糖化に密接なかかわりがあるといわれているくすみについての情報を定期的にお届けしています。ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。