TAG マンゴスチン

マンゴスチンってどんなフルーツ? 美容効果も抜群!

マンゴスチンは南国のフルーツとして知られており、果物の女王とも呼ばれています。果物の女王には、様々なものがあり、パイナップルやマンゴー、パパイヤ、ライチといった果物もそう呼ばれていることが多いです。食べごろでない若い時の実は、まるで柿の若い実のような形をしており、お尻の部分はかわいらしい花模様となっていますが、徐々に熟してくると黒色のなんとも言えない色になります。ですが、割ってみるとライチのような白い果実がならんでおり、食べてみると甘みと酸味がバランスよくさわやかな味がしてきます。

マンゴスチンは東南アジアにあるマレー半島を原産地としています。亜熱帯地域や熱帯地域といった温かい地方のみ育ち、日本では栽培しても実をならすことはできません。つい最近まで生のままの果実は輸入も禁止されていましたが、2003年からは、冷凍されたものだけでなく生の果実も輸入ができるようになりました。そのため多くの人に知られるようになったのです。なお、日本ではほとんどがタイ産となっています。

割ってみるとライチのような感じがしますが、ライチとマンゴスチンは全く違う果物です。ライチは割ると中に大きな種があり、ジューシーさがありますし、原産国は中国で人工栽培もしやすく育てやすいので、オーストラリアでも栽培が盛んとなっています。一方のマンゴスチンは、ニンニク状の果実が並んでおり、一つ一つの房に種が入っており、ライチよりも柔らかく食べると繊維を感じることがあります。口の中に入れるととろけてしまうような食感で、繊細であり育て方も難しいので貴重な果物と言えるでしょう。
皮は大変硬く、手でむくのは困難なことがあります。そのためアボカドを食べるときのように水平にぐるっと包丁で切り込みを入れ、逆方向にひねるようにして回すと果実が出てきます。アボカドのようにきれいに上と下とにわかれるので、実を傷つけないようにしてください。皮の色と実の白さがとてもかわいらしく、そのまま飾っても絵になるほど美しいです。なお、包丁がない場合は、ヘタの部分を押し込むと皮に裂け目ができるので、手でむくことができます。

マンゴスチンは、見た目のかわいらしさも人気ですが、実は美容面や体の面でも効果があります。具体的には、免疫力を高める、抗糖化を防ぐといったことがあげられ、がんや糖尿病を予防することも期待されています。栄養素としては、アントシアニン、カテキン、キサントン等の物質や、ビタミンB群、ビタミンCが含まれており、美容面では肌の状態を良くし、アンチエイジングに役立ちます。また、HCAと呼ばれる物質は、摂り入れた脂肪を脂肪細胞の中に取り込みにくくする、血中のコレステロールを分解するのに使用する酵素を活性化させる、グリコーゲンの生成を抑制するといった働きをします。HCAによって生活習慣病を改善し、ダイエットを成功へと導いているといっても良いでしょう。
この他としては、糖化の蓄積を防止するので、結果として老化を防ぎ美肌を保つことができる、といったことがあげられます。カリウムや亜鉛、マグネシウムといった体にとって必要な栄養素も含まれているのでミネラル不足を解消するのにも役立っています。
果実に含まれているものの中にキサントンと呼ばれるものがあります。キサントンは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用が大変に強いです。ビタミンEも抗酸化作用がありますが、ビタミンEよりも多く天然の抗生物質とも呼ばれています。具体的な効果としては、抗酸化作用はもちろんのこと、免疫力を高める、アトピー性皮膚炎を抑制する、糖尿病や高血圧の改善、ダイエット効果といったことがあげられます。美容面だけでなく、がん予防など体にとっても良い栄養素がギュッと詰まっているので、継続して取り入れてみると良いでしょう。

マンゴスチンは食用としてだけでなく、パウダーや化粧水といったものにも含まれていることがあります。もちろんある程度の効果は実感できることが多いですが、しっかりと栄養を摂り入れるにはやはり生で食べるのが一番です。ドレッシングをかけて食べても良いですし、肉類を食べた後のデザートとして取り入れても良いでしょう。そうすることで余分な脂肪を摂り入れなくて済みます。なお、気軽に食べることのできる果物ですが、食べ過ぎはよくありません。抗酸化作用が強いので1度に10個以上食べてしまうと軽い副作用として胃がむかつく、筋肉痛、軽い頭痛や吐き気、ふらつきやめまいといったことが起こり、重くなってしまうと血液が凝固するのを妨げたり、アレルギーや下痢や便秘、過剰な鎮静作用を引き起こしたりする危険性があります。さらに薬を服用している場合は薬の効果を阻害してしまうこともあるので、適量を食べるようにすることが大切となってきます。かるい副作用の場合一時的なものであることが多いのでめまいなどを感じたときは、摂取を控えるようにしましょう。