CATEGORY 化粧品で抗糖化

化粧品で抗糖化
肌のくすみ・弾力の低下・シワ・シミ……年齢を重ねるほどにこれらの肌トラブル。
これらの原因としてこれまでメジャーだったのが「酸化」でしたが、近年新しい原因が注目を集めているのをご存知ですか?
その新しい原因が「糖化」です。
そのため近年アンチエイジングコスメのなかでも糖化対策に重きをおいた商品が続々登場しています。しかし抗糖化化粧品を購入するうえで、事前に把握しておきたいのが

  1. 抗糖化化粧品には何ができて、何ができないのか
  2. 抗糖化化粧品を選ぶときにチェックするべきポイント

の2つを把握すること。

この記事ではその2点をお伝えしたいとおもいます。

そもそも抗糖化って化粧品でできるの?

抗糖化は化粧品でできるのか

年齢肌のトラブル要因として話題になっている糖化ですが、糖化によってダメージを受けるのは肌だけではありません。
知ってた?糖化による恐ろしい症状たち」でご紹介しているように、糖化現象は身体にタンパク質がある場所すべて(=つまり全身)で起こります。ですから肌の老化以外にも、

  • メタボリックシンドロームの進行
  • 血管の老化による心臓病
  • 肝臓・骨・目へのダメージ
  • アルツハイマー型認知症
  • 糖尿病の悪化

といった深刻な健康被害を引き起こす原因にもなります。
これらの健康被害のリスクを低下させる意味での本当の抗糖化の基本は「生活習慣の改善」です

知ってた?糖化による恐ろしい症状たち

2018.09.18
  • 血糖値を急激に上げない(低GI)の食べ物を摂る
  • キノコや野菜など血糖値がゆるやかに上がるものから順に食べる
    (コース料理で出てくる順番を意識して食べる)
  • 食後1時間の間に軽い有酸素運動をする
  • じゅうぶんな睡眠を摂る
  • 紫外線対策をする

抗糖化コスメを使う前にここで挙げたような基本的な項目はできていますか?
何もやっていない!というのであればぜひ生活習慣の改善からはじめましょう。
というのも次の項目でご紹介しますが、化粧品で抗糖化をするさいには「できること」と「できないこと」がはっきり分かれます
「抗糖化コスメを使っているから糖化対策はばっちり♪」というほど糖化ケアは単純ではないのです。

抗糖化化粧品でできること・できないこと

先ほどの項目で抗糖化化粧品にはできることとできないことがあるというお話をしました。
しかし抗糖化化粧品というもの自体の知名度がそこまでない今、「できること」「できないこと」についてしっかり記載されているサイトがないのも事実です。
そこでここからは抗糖化化粧品ができること・できないことを具体的にご紹介します。

抗糖化化粧品にできること4つ

まずは抗糖化化粧品でできることからチェックしていきましょう。
くすみ抗糖化Labo編集部が検討したところ、抗糖化化粧品で期待できることは具体的に以下の4つです。

1:シミを生成させない

糖化によるシミ

肌のターンオーバーを促す細胞が糖化してしまうと、シミのもととなってしまうメラニンを作ってしまう「サイトカイン」というたんぱく質が肌の角質層上で増えてしまいます。
そこで抗糖化化粧品を使うことで肌の角質層に抗糖化成分が浸透するので、シミの生成を抑えてくれる働きが期待できるでしょう。

2:紫外線ケアができる

抗糖化化粧品で紫外線ケア

抗糖化化粧品と呼ばれるコスメラインには、紫外線をカットしてくれる成分が含まれているものも少なくありません。
というのも、先ほどの項目で少しご紹介したとおり、糖化は紫外線によって促進されてしまうものだからです。
ただ、紫外線対策ができる化粧品は抗糖化化粧品だけとは限りません。
「UVケアができる化粧品」を購入するだけでも、この役割はじゅうぶんに果たせるでしょう。

3:肌荒れを改善できる

抗糖化による肌荒れ改善

次の「抗糖化化粧品の選び方」の項目でお伝えする抗糖化成分のなかには、

  • 肌の炎症を防いでくれる
  • 肌のバリア機能を高めてくれる
  • 肌の保湿をしてくれる

といった作用を同時に持つものも少なくありません。
糖化ケアと同時に敏感肌や肌荒れにも効果が見込めるので、肌荒れに悩んでいる人は一度チャレンジしてみてもいいかもしれません。

4:周りの女性と差をつけられる

抗糖化化粧品で周りの女性に差をつける

これを「できること」というのは少し違う感じもしますが、そもそも抗糖化化粧品はそれ自体が新しいものです。
「周りの人には負けたくない!」こんな気持ちを持っている美意識の高い女性は少なくないはず。
新技術が使われている分お値段もお高めですし、成分自体が新しいので実例もそこまで多くはありませんが、早く始めることで自然と周囲と差がつきます。

抗糖化化粧品にはできないこと2つ

ここまでは抗糖化化粧品にできることを4つご紹介してまいりましたが、できないこと(や難しいこと)もあります。

1:肌の角質層よりも内側の糖化ケアはできない

皮膚の断面図

あくまで抗糖化化粧品は「化粧品」です。「化粧品=肌の角質層まで浸透するもの」なので、角質層よりもさらに奥の真皮のケアはできません
つまり「」の記事でご紹介した肌トラブルのうち真皮で起こっている肌トラブルには直接働きかけてくれはしないのです。
真皮の部分をケアするのであれば、やはり地道ではありますが内側からの糖化ケアが欠かせません。

2:どれほど効果があるかどうかが実証されていない

抗糖化化粧品の効果は実証されていない

さきほど抗糖化化粧品でご紹介した項目の4つ目でも述べましたが、そもそも抗糖化化粧品の成分の歴史はまだ浅いです。
したがって「どれくらいの効果が期待できるのか」を判断するのは現段階では難しいというのが事実です
化学的なロジックも備わったものが商品化されているので「効果がない」ということはないと思いますが、過大な期待は禁物。
あくまで日々の抗糖化の「サポート」として使うようにしましょう。

抗糖化化粧品を選ぶときにチェックすべきポイント

抗糖化化粧品でできること・できないことを把握したうえで抗糖化化粧品を使うと決めたら、把握しておくべきなのが選びかた。
抗糖化化粧品は決して安いものではありませんし、そもそも化粧品は直接肌に塗るものなので、なるべく不要な失敗は避けたいもの。
今からご紹介する3つのポイントを押さえたうえで選ぶようにしましょう。

1:抗糖化化粧品自体に糖質が含まれていないかチェック

糖質

「抗糖化」ということばをきいて毎日の食生活を見直す人は多いですが、意外と盲点なのが化粧品。
実は私たちが使っているコスメにも糖質が含まれているんです。

ヒアルロン酸・プロテオグリカン・コンドロイチン・オリゴ糖・トレハロース・セラミド

こんな薬局やコスメショップでよく見る美容成分も実は糖質なんです。
抗糖化化粧品と呼ばれるコスメたちはこれらの糖質を何か違う成分に代替しているものも多いので、抗糖化化粧品を選ぶときにはこのような「化粧品に含まれる糖質」をチェックしておきましょう。

2:抗糖化成分が配合されたコスメを選ぶ

マンゴスチン

最近徐々に増えてきている抗糖化化粧品ですが、「果たして何の成分に抗糖化作用があるか」を理解して使っているかいないかでは大違い。
以下に挙げるような抗糖化成分が含まれているかどうかは最低限チェックしておきたいところです。

桜の花エキス・ローマンカモミールマンゴスチン・コウキエキス・シモツケソウエキス・セイヨウオオバコ種子エキス・マロニエエキス・イチョウの葉・ヨモギエキス・ドクダミ・カテキン・シャクヤク・ヤマブドウ・オリーブの葉・柿の葉・カルニシン・ビタミンB1・B6・αリポ酸・アボラクトフェリン・サポニン

これらのものがいま抗糖化作用があるといわれているものですが、それぞれの成分によってほかの効能・効果も変わってきますし、人によってはアレルギーが起こってしまう成分もあると思います。
くすみ抗糖化Laboでもそれぞれの成分についてご紹介していくつもりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

3:トライアルキットのあるものを選ぶ

抗糖化化粧品でトライアル

ここまでは抗糖化化粧品ならではの商品選びのポイントをお伝えしてきましたが、化粧品はそもそも肌に塗るものですから、肌質によって効果や効能にも差が出ます。
なので、仮に失敗した場合でも経済的・心理的なリスクが少ないトライアルキットでまずは試しましょう。

抗糖化コスメでエイジングケアを

ここまでの文章では

  1. 抗糖化は生活習慣の改善が基本で抗糖化化粧品はあくまでサポート的な存在であること
  2. 抗糖化化粧品はシミ生成リスクの低下・紫外線ケア・肌荒れ改善・新しいものが試せるというメリットがある
  3. デメリットは真皮の問題はケアできないことと、どれくらい効果があるかがまだ実証されていないところがあること
  4. 抗糖化化粧品を選ぶときのポイントは糖質が入っていないこと・抗糖化成分が入っていること・トライアルのあるものの3つ

だということをお伝えしてきました。

この化粧品で抗糖化カテゴリの記事では、具体的な抗糖化化粧品のレビューや、抗糖化成分で作られたビューティグッズの効果についてお話していくつもりなのでぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。